ドジョウ

ドジョウすくいで有名なドジョウ。基本的には観賞用の生き物というよりは、食用が主なドジョウのイメージですが、ドジョウを観賞用として育てるのもなかなかおつでしょう。ドジョウの特徴的な姿と顔は、見る人によっては、とても愛嬌のある顔として見ることもできます。また、ドジョウは少し変わった生態をしているので、外見だけではなく、その動きも楽しめます。では、ドジョウの飼育方法などについてご紹介します。

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ドジョウの飼い方

人間が食用として購入することもありますが、ペットショップやホームセンターだと、観賞用としてはもちろんですが、生餌としてドジョウが売られていることがあります。そのため、ドジョウは他の動物のえさとして使われることも多々あり、飼い主によってはコスト削減のためにドジョウの養殖、繁殖を行っている方もいます。ですので、基本的なドジョウの飼い方はもちろん、えさとしてのドジョウの養殖、繁殖方法もご紹介します。

ドジョウの飼育に必要な水槽とアイテム

ドジョウに用意してあげる水槽の環境は、できるだけドジョウが元々住んでいる田んぼに近い環境を作ってあげることがベストです。しかし、繁殖に興味がなく、レイアウトに気を配りたい方は、無理に田んぼと同じ環境を作ってあげる必要はありません。はっきりといってしまいますと、ドジョウは金魚などと一緒にして、金魚の好む環境で飼育しても割りと長生きする丈夫な生き物です。もちろん、その環境下では繁殖は望めませんが、鑑賞する分にはそれで特別問題はありません。

ですが、ドジョウのみを飼育するのであれば、やはりドジョウにあった環境を用意してあげたいですよね。そのためにまずこだわるべきなのは、底に引く砂利です。ドジョウの飼育において砂利はできるだけ目の細かいものを使い、さらに丸みの帯びたものを使います。ドジョウは砂利の下に潜りますので、砂利が荒かったり、尖っていたりすると、ドジョウの体に傷をつけてしまい、ドジョウが弱ってしまいます。それを防ぐためにも、砂利は細かく丸みを帯びたものを使ってください。

また、水槽には必ずドジョウが隠れることのできる岩陰などを作ってあげてください。よくペットショップなどに売られている流木などでも問題ありません。さらに、水草も入れてあげる必要があります。底に埋めておくタイプの水草であればドジョウが砂利の中に潜った時に水草が浮いてきたりしないように、大きめの石を使って位置を固定しておくなどの対策が必要になります。因みに、ドジョウ飼育にオススメな安価な水草は、マツモ、カボンバ、アナカリス(オオカナダモ)などです。基本的にこれではなくてはいけないという水草はないので、飼育している状態と、入手しやすいかどうかを判断して入れてあげてください。

ドジョウ飼育に必要な機材

ドジョウ飼育にも、他の鑑賞魚と同様にろ過装置とエアーポンプが必須となります。ドジョウは丈夫な魚ではありますが、あまり水質が悪くなってしまうと病気などに繋がってしまうことがあります。ですので、それを防ぐためにもろ過装置は必須です。また、エアーポンプは言うまでもなく、水中内の空気を確保するものなので、エアーポンプがなくては、ドジョウは水槽の中で窒息します。特に、ドジョウを複数で飼育する際にはなおのことです。これらの機材をつけたからといって、水槽の掃除をしなくても良いということにはなりません。ですので、ドジョウの水槽の水替えは1〜2週間に1度行ってあげてください。

そのほか必ず必要な器具は、水温計です。ドジョウは若干夏場の暑い気候に弱いので、水温調節を行うためにも水温形を入れてあげる必要があります。その他の器具は特別用意してあげなくても問題ありませんが、観賞用としてドジョウの観察をする場合には、蛍光灯があったほうがドジョウの姿を観察しやすいのでオススメです。しかし、場合によっては、水槽の温度を上げてしまう熱源になりかねないのでご注意ください。

ドジョウに与える餌

ドジョウにあたえる専用の特別なえさはこれといってありません。フレーク状の餌でも特に問題なく、食べてくれます。しかし、金魚などと混泳している場合には、ドジョウ用に底に沈む餌を別に与えてあげなくてはいけません。また、冷凍ミジンコ、冷凍アカムシなどを与えてもよく食べてくれますが、質の悪いものだと水質が悪くなるのが早いため、あまりオススメできるものでもありません。しかし、同じものばかりドジョウに与えていると、飽きるのか食いつきが悪くなるといった傾向があるようなので、できるだけ色々なえさをローテーションで与えた方が良いでしょう。

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ドジョウをえさとして繁殖、養殖する場合

フクドジョウとホトケドジョウ以外は、上記で説明した飼育環境下で繁殖することは可能ですが、基本的にドジョウの養殖、繁殖は、この状態では飼育が難しいとされています。もし、この状態で繁殖を行いたいのであれば、ドジョウの飼い方の専門書を購入して行ってください。ですが、他の動物の餌として繁殖や養殖を行う場合には、特別な方法で飼育する方法がありますので、ご紹介します。

50×40×30cm程度の大きさの発泡スチロールに、田んぼの泥高さ10cm分、黒土と腐葉土を10cm分用意して混ぜ合わせたものを発泡スチロールに入れて、さらに2lほどの田んぼの水と、通常の水道水を適量加えてその中にドジョウを放ちます。与える餌は基本金魚のえさで、時々ご飯や湯がいた青菜を与えてあげます。ドジョウが飛び出すことはないとは思いますが、一応発泡スチロールの箱に金網を常時張っておきます。そして、夏と冬は発泡スチロールをかぶせて暑さ、寒さ対策をして上げます。春秋は半分だけフタをかぶせておきます。因みに、この発泡スチロールの箱は、ベランダなどの外においておきます。